次の東京文学フリマで配る予定の本は、俺の思想における全集のようなものになると思う。何度も自分の文章を読み返したけど、載ってない文章は取るに足りないだとか、間違っているだとか、文化の多様性に悪影響がありそうだとか、何らかの意思決定の結果載せないということにしている。強いて言うなら「電気が自然界において線のように振る舞っている」というのを文明論の注釈に載せたら面白いかもしれないぐらいで。他は、たまに冴えたことが書いてある日記ぐらいなものだろう。
まあ、俺の日記への反応を見て、俺の日記というのは良い文章では無いんだろうなと思う。内容的にもつまらないし。
ただ、正しいことも書いたつもりで、それは漏れなく載っていて、他の人もそれで凄いと思ってくれているのだと思うし、思想という意味ではそれだけが気になった人に読まれるようなものになったら良いと思う。
デザインはやや失敗したが、まあ面白いかはともかく知識の面で1000円払って損したと思わないようなものになっていると思うし、日記と思想部分の分離と、現代人の常識に縛られている自分として旅行代金を稼ぐという二つの目標を達成することができたと思うんで、自分としては作って良かったと考えている。
自分の文章を読んでダメージを受けてしまった人達には申し訳無かったと感じている。どうもすみませんでした。
俺は人類にとって重要なことというのはあると思うんで、どこから目線だという感じだけど、俺もダメ元(自分がこれから有意義な役割を果たせるかという意味で。今までの研究は結構成功しているというのが自己評価だ)で数学の研究を続けるつもりだし、他の人もそれぞれの場で頑張ってほしい、適切な言い回しが無いけれども。
文学フリマが終わった2日後か3日後に販売用のリンクを貼るはずなんで、それがfacebookへの最後の書き込みになると思う。
追記:いや人を楽しませるのも重要な仕事だと思うしね。俺は現代の常識に縛られているんで。何の深い意味も無いよ本当に。
追記2:現代アート論の所で、一番最後の段落を消すか迷って、一度消して戻したわけだけど、まあ他人は分からない以上推論するしか無いわけだけど、その推論に抗うというか気にしないっていうのは重要なことなのかもしれないなと最近は日常生活で思うよ、他人や自分自身のあり得もしない推論の想定も含めて、本当に。そのまとまった本を読んでくれればそれで全部だから。
後日追記:文学フリマ東京は中止らしい。まあ自分としては、これからの人生は自分の数学への認識、つまり圏論とコンピューターは本質的には同じで、数学の問題を具体的に記述すると並行分岐するプログラミング言語みたいになって、問題を解くとは計算量を減らすということで、ユークリッド幾何学における人間の思考を率直に再現するならグラフ+αみたいになる、というのが正しいのかを確認していく作業になるはずで、何かを新しく発表するつもりも無いし、その確認作業中の旅費を稼ぐためのものだから半年ぐらい遅れたところでどうということは無いのだけど。ただ、奥付に5月6日発行と書いてしまったのはどうすれば良いんだろうな。5月6日にネットで売り出すかどうか。売り出さずに許されるのなら、文学フリマ東京も本当に開催されていたら30回目でキリが良いし、そのままにしておきたいのだけど。奥付の日付を修正するのはややこしいので無いとして、ネットで売り出しても買う人はいないだろうし、まあ元クラスメイトとかマレーシアからの元留学生の人達に買ってくれ圧力がかかっても悪いし、とにかくそういう事情なんで許してほしい。