物語の娯楽性を語る上では関係性が主な要素となる。
物語の関係性は外なる関係性と内なる関係性の大きく２種類に分けられる。
外なる関係性とは消費者の脳との関係性であり、どのような記憶をどのように想起させるかで語られる。
内なる関係性とは作品内での関係性であり、これは広い意味でゲーム、つまりポインティングとパラメーターのバリエーションで語られる。
この分類において万人受けしない物語とは万人に共通しない記憶を想起させようとする物語で、それ以外は原理的には万人受けしうるものである。