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物語の大系 2013年2月19日 12:38

言葉や道具がない世界でどういう物語があり得るだろうか。
また言葉も過去・現在・未来の世界や感情を伝えるだけだ。
とすると物語の多様さは道具によって成り立っていると思われる。

道具とは限界を拡大するものだ。限界を拡大しないものは道具として意味が無い。
そして限界は関係の存在する所にあるが、関係には自然自体と欲求によるもの(美味しさの限界など)がある。
空間の限界、時間の限界、物理現象の限界、生物の限界。感覚の一致性の限界(カレー味のうんこなど)、思考と物理世界間の移動の限界。そして欲求に応える技術の限界などがある。

どの道具を物語に使っても良いが、使う道具は1つにした方がいい。
ミノフスキー粒子などのルールを設けることができるなら話は別だが、なんでもありになってしまうとつまらないからだ。