食洗機があれば年間１００時間はカットできる、時給５００円だとしても２年で元を取れる。
だが妹が大学に行くこともあって、他に投資をする金なんて無いらしかった。
部屋は明るい雰囲気だし、私も明るい気持ちなのだけど、単純労働に就いた方が良いのかもしれないと考えていた。
こう書くと現実逃避に聞こえるかもしれないが、そこで私は本当にこれは無駄な時間なんだろうかと思った。よく見ると泡や水は綺麗だし、感触も面白かった。
固定観念がこれを見えなくしていたのだ。
貧しいと言いながら私も努力はできていない。だが皿洗いが有意義になったように、嫌だと思っている事も疑えば案外努力もできてしまうのかもしれない、というような事を思った。
多様性を取り入れるという意味では相手を信じて、取り入れた自分を疑うというのが正しいスタンスなのかもしれない。
コメント１：基本として自分を疑いたいと思ってる。