元々こういう事を思っていた。
普通の人は多数決が大好きで、少数派は迫害されることが多い。
しかし世界では哲学的にも少数民族を尊重する傾向にあり、真に多数派に従う人間は少数派を迫害しない、と。
しかし俺はこれを思い直した。
群れというのには単位がある。
もし普通の人の群れが日本社会なら、その理屈は無理があるだろう。
強さに関しても同じことが言える。
俺は強さというのは他人に頼った、相対的なものだと思っていた。
どんなに凄い人間も、サイキョーの宇宙人が来たら敵わない。
だから強さを重視するその姿勢は弱いのだと思っていた。
しかし、それは違う。
なぜなら人間は進化的に群れに特化された生物で、その群れを括るのは個人の意識だからだ。
俺は意識的には日常系至上主義者なのだけど、実際はどちらかと言うと左翼よりの人間らしく、群れを強く括る事はない。
しかし普通の皆さんはぜひ強い人間を目指して欲しいと思う。
そうツァラトゥストラを途中まで読んで思いました。