いや実質として投票には意味があるんです。
例えば単純化して二者択一の国民投票を想像すると、投票結果は「一億:0」~「0:一億」の大体一億通りだと思うんです。
1:1に近づけば近づくほど確率は高まりますから、少なくとも「一億分の1」ぐらいの確率では1票差という状況が生まれると思うんです。
すると投票のコストが3000円だとしても、国全体でのメリットが3000億円あれば投票に行く意味はあるという事になるのです。
ただ私の感覚では大体10万年に1回ぐらいかなって思うんですけど、10万年に1回の奇跡のために3000円捨てれるかっていったらなんとなく嫌ですね、捨てるべきなんでしょうけど。
行動経済学だとかの実験でもそういうのってありませんでしたっけ?まあ投票に行かないって判断をしている人がいる分、そうだと思うんです。
そこで今回はどうやったら投票に付加価値を付けれるかって事で、その最もエコだろう方法を提示したいと思います。
それは譲渡です。伝搬委任投票システムという考えは元々あるんで、その大元の本だとかで言及されてるかもしれないんですけど、譲渡が使えるなと思うんです。
伝搬委任投票システムとは、投票権を割合で他の人に委任できて、その委任した人も割合で他の人に委任しているかもしれない、という制度です。
これを実現するときは、例えば100文字ぐらいのメッセージを付けれたら良いと思うんです。
それは投票所で入力する必要があるんですけど、自分あてのメッセージはその投票システムが吐き出す形でネットで見れるという感じです。
これならセキュリティーでもそこまで大きな問題は無いと思いますし、投票所に足を運ぶのも譲渡に説得力を出す力になると思うんです。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm10815953
コメント1:メッセージはともかく、譲渡した人がどこに譲渡するかは公開すべきかもしれません。しても問題ないでしょう。
コメント2:あるいは公開するかを選択制にするという方法もありますね。